進撃のノアのキャリアを語る上で欠かせないのが、大阪・北新地での激闘です。大阪ミナミの店舗から北新地「Club Nils(ニルス)」へ移籍した彼女は、瞬く間にナンバーワンの座を奪取。当時、同じ北新地で「アルマンド姉さん」として社会現象を巻き起こしていた門りょうとは、時にライバルとして競い合い、時に深い信頼で結ばれた無二の戦友でした。
公の場や対談動画でも見られる2人の関係性は、単なる同業の仲良しごっこではなく、互いのプロ意識を認め合うストイックなものでした。門りょうが2017年に惜しまれつつ引退した際も、進撃のノアはその背中を追い、次世代の北新地を牽引する絶対的エースとしてシーンを支え続けました。
しかし、進撃のノア自身もまた2018年、24歳という若さでプレイヤー引退を決断します。この電撃引退の理由について、ネット上では「体力の限界」「人間関係のトラブル」といった憶測が飛び交いました。しかし、自著やインタビューで語られた本人の真意は明確です。
「プレイヤーとして登りつめられる最高の山に登りきった。これ以上同じ場所にとどまるよりも、自分が培ったノウハウで女の子たちを輝かせ、経営者としてより大きなステージへ進むべきだ」
売上が落ちてから去るのではなく、誰からも惜しまれる頂点でマイクを置く――この潔い決断こそが、彼女のブランド価値を決定づけた要因といえます。