ネット上の情報には、初学者を惑わす2つの極端な偏見が存在します。
誤解1:「資格さえ取ればポートフォリオが貧弱でも就職できる」
これは完全な誤りです。資格はあくまで「基礎学力の証明書」であり、実務における発想力やレイアウトセンスの代わりにはなりません。ポートフォリオが合格基準に達していなければ、どれほど難関な資格を並べても不採用となります。資格は「作品のクオリティを保証する補助エンジン」と位置づけるのが正解です。
誤解2:「現場のベテランが持っていないから、新人も取る意味がない」
10年以上のキャリアを持つベテランは、過去の膨大な納品実績やクライアントの推薦状そのものがスキルの証明となっています。彼らにとって資格が不要なのは当然であり、実績がゼロの未経験者が同じ土俵に立つための初期装備として資格を活用することとは、論理の前提が異なります。