バセドウ病の初期症状は、仕事の疲労や更年期障害、自律神経失調症、あるいはパニック障害の症状と極めて酷似しています。そのため、「自分が無理をしているせいだ」「年のせいかもしれない」と我慢を重ね、重症化してから医療機関に運ばれる例があとを絶ちません。
代表的な身体兆候としては、安静時にもかかわらず心拍数が1分間に100回を超えるような頻脈、動悸手の震え体重減少、異常な発汗、微熱、階段を上る際の脱力感などが挙げられます。代謝が異常に亢進するため、食事量は増えているにもかかわらず数キロ単位で体重が減少していくのが際立った特徴です。
まずは以下のバセドウ病初期症状チェックで自身の状態を確認してください。3項目以上該当する場合は注意が必要です。
- じっとしていても心臓がドキドキする、または脈拍が速い
- 指先や手が細かく震えて字が書きにくい、コップの水が揺れる
- しっかり食べているのに体重が減る、または異常に喉が渇く
- 少し動いただけで大量の汗をかき、暑がりになった
- 感情のコントロールが難しく、些細なことでイライラや焦りが止まらない
- 首の前側(甲状腺部分)が全体的に腫れて太くなったように感じる