どれほど美しい花束であっても、マナーや配慮を欠いた贈り方は受け取る側に思わぬ困惑を与えます。特に注意を払いたいのが「花言葉の持つ裏の意味」と「物理的な持ち帰りやすさ」の2点です。
春の卒業式にふさわしい卒業式花束おすすめ花言葉を持つ代表格は以下の通りです。
- ピンクのガーベラ:「感謝」「崇高な愛」
- スイートピー:「門出」「優しい思い出」「別離(ポジティブな自立)」
- ピンクのチューリップ:「誠実な愛」「愛の芽生え」
- アルストロメリア:「未来への憧れ」「持続」
一方、良かれと思って選んだ品種が、伝統的な花言葉の文脈で不穏な意味を持ってしまうケースがあります。例えば黄色のバラには「友情」という意味がある反面、「嫉妬」「薄らぐ愛」「別れ」といったネガティブな解釈が根強く存在します。また、黄色のカーネーション(軽蔑・失望)やクロユリ(呪い・復讐)などは、誤解を避けるためにも卒業祝いの席では選ばないのが賢明です。
さらに見落としがちな実務的盲点が、卒業式花束持ち帰り用バッグの有無です。卒業式当日の主役たちは、卒業証書筒、記念品、アルバム、後輩からの色紙など、両手が塞がるほどの荷物を抱えています。底マチが広く水漏れしない手提げ紙袋を花束と一緒に手渡すことは、現代の卒業式花束渡し方のマナーにおける最大の気配りと言えます。