1,600室のオペレーションを支える心臓部が、本館3階ロビーにずらりと並ぶ「自動チェックイン機」です。事前決済済みの予約であれば、画面の案内に従ってバーコードをかざし、数回のタッチ操作を行うだけでルームキーが即時発行されます。かつてフロントカウンター前に生じていた「チェックイン40分待ち」という悪夢のような混雑は、デジタル端末の全面刷新によって劇的に改善されました。ただし、夕方の17時から19時にかけては、パスポート読み取りが必要な外国人旅行者の列が一部で滞留するため、可能であれば16時前後の早めの到着をおすすめします。
客室環境については、「部屋が狭い」という前評判通りのタイトな設計です。ベッドとデスクの間の通路幅は最小限に抑えられており、90リットルクラスのスーツケースを全開にするにはベッドの上を利用せざるを得ない構造となっています。しかし、ベッドサイドの電源コンセントやUSBポート、調光スイッチの配置など、限られた空間の中で機能美を追求したレイアウトは実直そのものです。
アメニティ類は、環境配慮の観点から客室への常設を最小限にとどめ、ロビーに設置されたアメニティバーから必要な分を各自ピックアップするバイキング方式が採用されています。歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、綿棒、ドリップコーヒーやお茶のティーバッグなどが揃っており、ナイトウェア(ガウンタイプ)も用意されています。
愛煙家にとって気になる喫煙所事情ですが、全館禁煙化が進む都心の宿泊施設事情を反映し、客室フロアの禁煙化が加速しています。喫煙可能客室も一部確保されているものの予約枠は狭小であり、非喫煙室に宿泊した場合は本館3階などに設置された専用の密閉型喫煙ブースまで足を運ぶ必要があります。