心筋梗塞の肩の痛みはどこ?命を救う放散痛の見分け方と前兆チェック

心筋梗塞の肩の痛みはどこ?命を救う放散痛の見分け方と前兆チェック

心筋梗塞の肩の痛みはどこ?命を救う放散痛の見分け方と前兆チェックの詳細について、専門知識を詳しくお届けします。

Q1:右肩だけが痛む場合でも心筋梗塞の可能性はありますか?
A1:可能性は十分にあります。統計的には左肩への放散痛が約7〜8割を占めますが、心臓の下壁を栄養する右冠動脈が閉塞した場合、右肩、みぞおち、胃の周辺に強い放散痛が現れるケースがあります。「右側だから心臓ではない」と過信せず、冷や汗や吐き気、息苦しさが伴っていないかを確認してください。

Q2:湿布を貼ったり市販の鎮痛薬を飲んで様子を見てもよいでしょうか?
A2:厳禁です。冠動脈の血流障害による痛みは、市販の消炎鎮痛剤(NSAIDs等)や湿布薬では改善しません。薬を飲んで横になっている間にも心筋の壊死は刻一刻と進行します。痛む場所を特定できない深部の痛みや圧迫感がある場合は、対症療法でごまかさず直ちに医療機関を受診してください。

Q3:数分から10分程度で肩の痛みがすっかり消えたのですが、受診は不要ですか?
A3:痛みが引いたとしても、決して安心できません。それは「狭心症」の発作であり、心筋梗塞の直前警告である可能性が極めて濃厚です。一時的に血流が再開しただけで、血管内の血栓や動脈硬化は解消されていません。数日以内に完全閉塞して本格的な心筋梗塞を起こすリスクが高いため、痛みが消失した直後であっても速やかに循環器内科を受診し、心電図や心エコー検査を受けてください。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。