ファンが最も待ち望むのは、長年親しまれた冠番組への電撃復帰です。日本テレビ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』や、かつてコメンテーターとして独自の視点を提示していたフジテレビ『ワイドナショー』へのサプライズ出演説は、改編期が訪れるたびに業界内で囁かれてきました。
しかし、民放キー局の制作現場と経営陣の間には埋めがたい温度差が存在します。番組制作スタッフの多くは「松本さんの笑いがあってこその番組」と熱望しているものの、局の編成部門および広告営業部門が首を縦に振りません。特に近年、グローバル展開を行う大手自動車メーカーや飲料・食品メーカーは、「人権デューデリジェンス」やESG投資の基準を厳しく設定しています。
裁判が「無罪判決」のような司法判断ではなく「取り下げ」という和解的決着で終わったため、スポンサー企業側から見れば「視聴者からのクレームリスクを完全に排除できない」状態が続いています。あるキー局幹部は「松本氏の出演によって1社でも大手スポンサーが降板した場合、億単位の損失になる。その責任を取れるプロデューサーは現在のテレビ界には存在しない」と明かしています。