番組開始の1994年4月1日からスタジオに立ち続けている軽部アナですが、改編期が近づくたびにインターネット上では「いよいよめざましテレビを降板するのではないか」という憶測が浮上します。この噂が定期的に再燃する背景には、同番組の歴史的な転換点が深く関係しています。
特に、長年ともに朝の顔を務めてきた同期の三宅正治アナウンサーがメインキャスターを勇退し、若手アナウンサーを中心とした布陣へとシフトした際、「次はエンタメ担当の軽部アナの番ではないか」という見方が業界内で強まりました。早朝番組における制作費の見直しや、コア視聴者層(10代〜40代)の獲得を狙った若返り方針がメディアで報じられたことも、降板説に拍車をかけた要因です。
しかし、番組制作陣が軽部アナを起用し続ける理由は明白です。エンタメコーナーにおける大物俳優や海外スターとのインタビューにおいて、30年以上の取材実績に裏打ちされた信頼感と絶妙な間合いは、一朝一夕に代替できるものではありません。若手キャスター陣が緊張する生放送において、突発的なニュースや尺の調整を阿吽の呼吸で捌く「重鎮の安定感」は、番組の安全装置として不可欠とみなされています。関係者取材によれば、現時点で局側から一方的な降板宣告が出ている事実はなく、本人の体力や意向を尊重しながら出演形態を微調整していく体制が取られています。