全国から観覧客が殺到する人気イベントである反面、地理的制約から生じる混雑の実態について、過去の来場者や地元関係者の証言からはシビアな現実が浮き彫りになっています。
大手SNSやコミュニティサイトに投稿された実際の声、および現地取材で得られたリアルな反響を検証すると、評価の高さと同時にアクセス面の過酷さが浮き彫りになります。
「大燈籠が海に浮かんだ瞬間の鳥肌は忘れられない。彩雲孔雀の爆風が身体を震わせる距離感は、都市部の花火大会では絶対に味わえない感動」(30代男性・愛知県)
「花火そのものは星5つだが、帰りの大渋滞が想像絶するレベル。インターチェンジに乗るまでに2時間以上かかり、深夜になっても幹線道路が動かなかった」(40代女性・三重県)
三重県紀北町の長島港へ車でアクセスする場合、メインルートは紀勢自動車道・紀伊長島ICとなりますが、祭りの当日は16時を過ぎるとインター出口から長島港方面への県道・国道42号線が完全にストップします。さらに、港周辺の臨港道路は17時前後から大規模な車両通行止め・歩行者専用道路規制が敷かれます。
公共交通機関を利用する場合、JR紀勢本線の紀伊長島駅から会場までは徒歩約15分と比較的平坦な道のりですが、運行本数が1時間に1〜2本程度と限られているため、帰路の臨時列車への乗車待機列が駅前広場を埋め尽くす事態が発生します。現場での混乱を避けるためには、IC周辺の臨時駐車場に早めに駐車して公式シャトルバスを利用するか、鉄道利用の場合は往復切符の事前購入・ICカード残高の確認が必須条件となります。