著名人の離婚発表には、常に「どちらかに浮気があったのではないか」「金銭感覚の不一致ではないか」といった憶測が付きまといます。しかし、中島美嘉と清水邦広のケースにおいて、そうしたゴシップ的な要因は微塵も存在しませんでした。
ネット上で一時流布した「冷え切った仮面夫婦だった」という言説も、事実とは大きく異なります。二人は離婚届を提出する直前まで真剣に話し合いを重ね、関係修復の模索を続けていました。別れを決めた後も、お互いを「人生の大切な恩人」として認め合っていたことは、当時の関係者への聞き取りでも一貫しています。
また、離婚発表からわずか2週間後の2018年2月18日、清水邦広を襲った悲劇がネット上で議論を呼びました。Vリーグの試合中に右膝前十字靭帯断裂という選手生命を揺るがす全治1年の重傷を負った際、「妻が支えていれば怪我を防げたのではないか」「怪我の時期に離婚するなんて冷たい」という心無い声が一部で上がったのです。
しかし、これは明確な誤解です。離婚の協議と合意は怪我をするより遥か以前から進められていたものであり、タイミングが偶然重なったに過ぎません。清水邦広自身、後の手記やメディア取材において、怪我のリハビリ期間中に中島美嘉の存在や過去の支えに感謝していた旨を語っており、二人の間に確執や遺恨が残っていなかったことは明白です。中島美嘉もまた、清水の選手生命を誰よりも応援し続けていました。