放送当時、視聴者の間では賛否両論が激しく渦巻いていました。掲示板や主婦層の口コミでは「細木数子がタッキーにベタベタしすぎて見ていられない」「いくらなんでも甘やかしすぎだ」というネガティブな拒否反応が少なからず存在したのも事実です。しかし、その一方で「あんなに厳しい細木先生が、タッキーの前だけで見せる照れたような乙女の顔が微笑ましい」「タッキーの受け流し方と礼儀正しさが完璧で、見ていて安心する」という支持層も厚く、結果的に高視聴率を維持し続けました。
2026年現在、Netflixのドキュメンタリードラマ『地獄に堕ちるわよ』の配信や、集英社オンラインのインタビュー記事がSNSで再びバズを起こしたことで、現代の若い世代からも新たな評価が寄せられています。X(旧Twitter)などでは、当時の切り抜き動画を観たZ世代から「昭和・平成の芸能界ならではの圧倒的熱量」「タッキーの気配りと細木さんの愛の深さがすごい」「単なる占い番組ではなく、一種の人間ドキュメンタリーだった」といった再評価の声が急増しています。
テレビ演出の過剰さが問われがちな時代にあって、二人のやり取りには演技を超えた「人間対人間の真剣勝負」が存在していました。細木数子さんがどれほど過激な物言いをしても、隣に佇む滝沢氏が清潔感と品格を保ち続けたことで、番組全体がグロテスクな権力誇示に堕ちることなく、国民的エンターテインメントとして成立していたのです。