映画『ジュラシック・ワールド』のクライマックスにおいて、スピノサウルスは非常に象徴的な形で登場を果たしています。パークのメインストリート中央に展示されていたスピノサウルスの全身骨格標本です。
インドミナス・レックスとの決戦に向かうオリジナルのT-レックス(レッキ―)が、檻から解き放たれた直後にこの骨格標本を猛烈な勢いで粉砕しながら突進する演出が組み込まれました。このシークエンスは、『ジュラシック・パークIII』でスピノサウルスに首を折られて敗北したT-レックスのリベンジを視覚的に表現した、制作陣から旧作ファンへの強烈なオマージュです。
この骨格破壊演出があまりに鮮烈だったため、一部ファンの間では「スピノサウルスはイスラ・ヌブラル島で骨に加工され、既に死亡していたのではないか」という誤解を生むきっかけにもなりました。