ネット上の情報やSNSでは手軽な裏ワザとして紹介されがちであるものの、現場で実践すると重大なトラブルやマナー違反に直結する「避けるべき代用方法」が存在します。
最大の誤解は、「100均の薄手レジャーシートを買えば代用として完璧」という過信です。100円ショップで販売されている最も安価なポリプロピレン製シートは、重量が軽く厚みも0.05mm以下であることが多いため、微風でも簡単にめくれ上がります。小石のある場所では一度座っただけでお尻に激痛が走り、ピンホールから朝露が侵入して衣服を濡らすケースが後を絶ちません。100均アイテムを活用するなら、アルミ蒸着タイプの厚手クッションマットを選ぶか、複数枚重ねる工夫が必要です。
もう一つの危険な落とし穴は、キャンプにおける「薄手ブルーシート(#1000番程度)」のテント下グランドシート代用です。安価なブルーシートは編み込み構造の隙間から毛細管現象で水が染み出すことがあり、テント底面を保護するどころか水没させるリスクがあります。キャンプで防水シートの代わりとして使うのであれば、番手#3000以上の厚手仕様を選び、かつテントのインナーフロアサイズよりも一回り小さく折り込んで敷かなければ、シートからはみ出た部分に雨水が溜まりテント内に浸水する原因となります。
さらに、紙袋やアパレルのショップ袋をそのまま敷く行為も避けるべきです。雨上がりや湿った芝生の上に紙袋を敷くと、湿気を吸った印刷インクが溶け出し、お気に入りのパンツやスカートに色移りして落ちなくなる被害が多発しています。紙製品を敷く際は、必ず最下層にビニールを挟み、印刷面が衣服に触れないよう注意を払わなければなりません。