ピタゴラ『ビー玉びーすけ』大激闘の全貌!歴代作の結末と仕掛けを解剖

ピタゴラ『ビー玉びーすけ』大激闘の全貌!歴代作の結末と仕掛けを解剖

ピタゴラ『ビー玉びーすけ』大激闘の全貌!歴代作の結末と仕掛けを解剖の特集記事をご紹介します。専門的な知識がチェックできます。

「ビー玉びーすけ」が世界中のクリエイターから絶賛される理由は、画面上で起きているアクションがすべて完全実写の物理現象であるという点に尽きます。慶應義塾大学の佐藤雅彦研究室から生まれたクリエイティブ集団「ユーフラテス」が設計した装置群は、ミリ単位の精度で計算され尽くしています。

作品タイトル主要な舞台・ギミック物理的難易度編集部の見解・評価エピソード1
(救出編)敵アジト潜入、捕虜ケージ開放スイッチ、跳ね橋トラップ★★★★☆単体アクションと時間差ギミックが完璧に融合した金字塔。エピソード2
(脱出編)兄弟合流シーソー、黒玉軍の追撃レール、重量感知ゲート★★★★☆複数球の同時走行によるタイミング制御が極めて高度。エピソード3
(ブラックタワー)要塞防衛兵器、磁力トラップ、垂直落下クラッチ機構★★★★★機構の複雑さと物語性の融合において最高峰の完成度。

装置の随所には、重心移動、慣性の法則、遠心力、磁石の反発・吸着といった物理法則が組み込まれています。例えば、びーすけが敵の攻撃を避ける瞬間は、レールの傾斜と玉の回転モーメントを極限まで同調させることで成立させています。数十回から百回以上のテイクを重ねて奇跡のワンカットを成立させるその執念こそが、画面越しに伝わる本物の緊張感の源泉です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。