私たちが当たり前のように「アイス」と呼んでいるこの商品は、食品衛生法や日本産業規格(JAS)において、アイスクリーム類(アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス)や氷菓とは異なる枠組みに属しています。
流通上の正式名称(規格区分)は「ポリエチレン詰清涼飲料」です。店頭では常温の液体状態で販売され、購入した家庭の冷凍庫で凍らせて初めてアイス状になるという特性上、法的には「清涼飲料水」に分類されます。
この分類ならではの注意点として、カロリーと賞味期限の扱いが挙げられます。
- カロリー:1本当たり約30〜45kcal(半分に割ると15〜22kcal程度)。乳脂肪分を含まないため、一般的なラクトアイス(150〜250kcal)と比較して圧倒的に低カロリーです。
- 賞味期限:通常のアイスクリーム類には賞味期限の表示義務がありませんが、ポリエチレン詰清涼飲料は常温流通するため6ヶ月〜1年程度の賞味期限が明記されています。冷凍庫に入れたまま数年前のものを食べるケースが見られますが、冷凍状態であっても徐々に風味の劣化やパウチの劣化が進むため、表示期限内の消費が推奨されます。