首都圏を南北に縦断するもう一つの巨頭が「湘南新宿ライン」です。同じ大宮駅や横浜駅のホームに並ぶ両系統ですが、その走行ルート、停車駅、混雑率、トラブル時の挙動には決定的な違いが存在します。日常の移動を最適化するため、両者の特性を数値データとともに比較検証します。
両線の使い分けにおいて最も重要な要素が湘南新宿ラインとの違いを身体感覚として理解しておくことです。目的地が大手町や日本橋、新橋、品川であれば上野東京ラインに乗るべきであり、新宿、渋谷、恵比寿を目指すなら湘南新宿ラインに乗るのがセオリーです。
また、快適な移動を支えるグリーン車料金と利用方法についても最新のルールを押さえておかなければなりません。首都圏の普通列車グリーン車料金は、Suicaを利用する「Suicaグリーン料金(事前料金)」と、車内で現金等で購入する「通常料金(車内料金)」で明確な価格差が設けられています。
現在適用されている料金体系では、営業キロ50kmまでが750円、100kmまでが1,000円、101km以上が1,550円(Suicaグリーン料金・平日土休日同額)です。これに対し、乗車後に車内でアテンダントから購入する場合は260円〜310円の割増手数料が上乗せされます。スマートフォン上の「モバイルSuica」を使えば駅の券売機に並ぶことなく乗車直前でも事前料金で購入できるため、デジタル決済を徹底することが最大の自衛策となります。