プラットフォームのアルゴリズムは、アルコールと怨念が混ざり合った激しい言葉を容赦なく拡散させた。動画が更新されるたびにX(旧Twitter)のトレンドは埋め尽くされ、視聴者はまるで観客参加型の復讐劇を見ているかのように熱狂した。この熱気は次第に政治・国政の議論さえも飲み込んでいく。
本来であれば検証と客観性が求められるニュース・社会報道の現場すらも、彼の日常的な配信に振り回された。裏取りのない「爆弾発言」が主要メディアのヘッドラインを飾り、大衆の好奇心がそのまま政治的な集票力へと変換される。正気とは思えない光景が、日常として画面に展開されていた。