かつて国道241号沿いに位置していた旧施設から、道東自動車道音更帯広ICの目と鼻の先へと拠点を移した「道の駅おとふけ」。行政資料や地域振興の調査報告によると、移転初年度から目標を大きく上回る来場者数を記録し、2026年の現在に至るまで道内道の駅ランキングでも常に最上位争いを演じるモンスター施設へと変貌を遂げました。人々が吸い寄せられる最大の理由は、明確な「体験型テーマパーク化」と「立地戦略の妙」にあります。
敷地内にはNHK連続テレビ小説『なつぞら』のロケセットを精巧に再現したエリアが広がり、ドラマファンのみならず十勝の開拓史を感じたい旅行者のフォトスポットとして機能しています。さらに道路を挟んだ向かい側には、北海道銘菓「三方六」で全国に名を馳せる柳月スイートピアガーデンが位置しており、道の駅単体ではなく「十勝スイーツ&グルメ特区」とも呼ぶべき回遊性の高いクラスターを形成している点が、他所にはない決定的な強みです。