四国別格二十霊場とは?誕生の理由と百八煩悩を消す巡拝の極意

四国別格二十霊場とは?誕生の理由と百八煩悩を消す巡拝の極意

四国別格二十霊場とは?誕生の理由と百八煩悩を消す巡拝の極意とは一体何なのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

別格二十霊場の第1番から第20番(または逆打ち)をすべて巡り終えたら、「結願(けちがん)」となります。結願後は、弘法大師の御影が祀られる聖地へ「お礼参り」を行うのが古くからの習わしです。

代表的なお礼参り先としては、大師入定の聖地である「和歌山県・高野山 奥之院」や、真言宗の根本道場である「京都・東寺(教王護国寺)」が挙げられます。遍路装束で無事の結願を大師に報告し、満願の証として納経帳にお礼参りの御朱印をいただくことで、巡拝の旅は完全な円成を迎えます。

また、別格霊場を深く愛する巡礼者の目標となるのが「公認先達(せんだつ)」の資格取得です。四国別格二十霊場会では、巡拝者の指導・案内役を務める先達制度を設けています。公認先達の主な申請条件は以下の通りです。

・四国別格二十霊場を「全所巡拝(結願)」していること(規定回数以上の巡拝実績が必要)。
・霊場寺院の住職による推薦書を取得できること。
・所定の申請料および研修会への参加を修了すること。

先達に任命されると、専用の笈摺(おいずる)や名札が授与され、初補から中徳・大徳・特任といった階級昇補を目指す道が開かれます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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