だが、映画というものは不思議なものだ。完全な駄作として切り捨てられる一方で、この映画には「一周回って味わい深い」という奇妙なカルト的人気が一定層に存在する。
小栗旬演じる本多晃博士の常軌を逸したハイテンションな演技や、大真面目に昆虫の能力を叫びながら殴り合う俳優たちの熱演。ハリウッド的な洗練されたSFとしては落第点でも、「珍作B級SF映画」として酒の肴に観るならば、これほど突っ込みどころに満ちたコンテンツも珍しい。悲劇的な大爆死を遂げたからこそ、ファンの記憶に爪痕を残し続ける『テラフォーマーズ』。映画史に燦然と輝く(あるいは黒く陰る)その異彩は、10年の時を経てもなお、私たちを惹きつけて離さない。 (出典: テラフォー マーズ 映画 ひどい(Yahoo!ニュース))
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