日本の昆虫愛好文化は、メディアの進化とともに深く根付いてきた。2000年代初頭にキッズ世代を熱狂させたアーケードゲーム『甲虫王者ムシキング』は、単なるデジタルエンタメにとどまらず、リアルな昆虫の生態や名前を子供たちに叩き込んだ伝説的コンテンツだ。
さらに近年、NHK Eテレで大反響を呼んだ番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』は、昆虫の驚異的な身体能力や命の力強さをエンターテインメントとして昇華させた。カメインセクト姿の熱量溢れる授業スタイルは、子供だけでなく親世代の知的好奇心にも火をつけ、家族ぐるみでの飼育・観察ブームを再燃させた。