このユニットの骨格を成すのは、言うまでもなく田中雅功と髙田彪我という対照的な二人の化学反応だ。情熱的で内省的な詩世界を力強く歌い上げる田中に対し、髙田は卓越したピッキング技術と透明感溢れるファルセットで楽曲に軽やかな陰影をもたらす。水と油のようにも思える個性が、ギターを抱えて向かい合った瞬間に恐ろしいほどの調和を見せる。そのダイナミズムは結成当初から今日に至るまで衰えるどころか、年々そのコントラストを深めている。
スターダストプロモーションの男性タレント集団「EBiDAN」から産声を上げた彼らは、ダンスボーカルグループが主流を占める同プロジェクト内において、異例とも言える純粋なアコースティック編成でキャリアをスタートさせた。アイドル的な熱狂の渦中に身を置きながらも、彼らは決して安易な近道を選ばなかった。ストリートで培った泥臭い演奏力と愚直なまでのライブパフォーマンスが、いつしか彼らを単なる派生ユニットから本格的なアコースティックデュオへと変貌させたのだ。