爆発的な人気の一方で、深刻化しているのが製造ラインの供給能力と市場の品薄状態だ。「4Dマルチプレグ・カーボン」の成形には特殊な高温高圧焼成プロセスが必要であり、大量生産が極めて難しい。メーカー側も増産体制を整えてはいるものの、需要に対して供給が追いつかない状況が続いている。
この需給ギャップに乗じる形で、オークションサイトやフリマアプリでは定価を大幅に上回る価格での転売が横行。さらに懸念されているのが、精巧に作られた偽造品(コピー品)の流出である。
メーカー側も黙ってはいない。2026年モデルとして出荷される個体には、ヘッド内部に改ざん不可のNFCマイクロチップが埋め込まれており、スマートフォンをかざすだけで公式シリアルナンバーと真贋判定がリアルタイムで確認できるシステムを導入。購入を検討する際は、正規販売店を利用するか、このNFC認証機能を必ず活用することが推奨されている。