洗濯を怠った枕の上に潜むリスクは、単なるニオイだけに留まらない。衛生検査機関のデータによると、3日以上洗っていない布地からは黄色ブドウ球菌が大量に検出されるケースが相次いでいる。この菌は化膿性疾患や肌の炎症を引き起こす代表格であり、バリア機能が低下した肌にとっては大きな脅威となる。
さらに深刻なのが、目に見えないダニ・ハウスダストのアレルゲンだ。人間のフケや垢を餌にして急速に増殖するダニは、アレルギー性鼻炎や喘息だけでなく、顔のかゆみや赤みを引き起こす皮膚炎の直接的な引き金になる。密閉性の高い現代住宅では、一見綺麗に見える枕がダニの巣窟と化している危険性を忘れてはならない。