青玉鱗という奇病に侵されたジュエリー・ボニーを救うため、世界政府の人間兵器「パシフィスタ」の実験体となることを受け入れたバーソロミュー・くま。彼が支払った代償の大きさは、あまりにも重い。人格を失い、記憶を消去される恐怖と引き換えに手に入れたのは、娘が10歳を迎えて自由に海へ出られるという未来だけだった。
ボニーが父の記憶を取り戻し、なぜ自分を残して去ったのかを知るプロセスは、涙なしには読めない。愛ゆえの犠牲。その真実を知ったボニーの決意は、エッグヘッド編の戦いにおいて極めて重要な原動力となっている。