なぜ、このシンプルな組み合わせが体内でこれほど大きな威力を発揮するのだろうか。その鍵は玉ねぎに含まれる主要成分の化学変化にある。玉ねぎを切ったときに目に染みる成分である「硫化アリル」は、空気中の酸素と反応することで「アリシン」へと変化し、血液の凝固を防いで血流をスムーズにする働きを担う。水に晒してしまうとこの貴重な成分が流出してしまうため、空気に晒す調理の極意が生きてくるのだ。
さらに見逃せないのが、強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種「ケルセチン」の存在である。ケルセチンは血管の柔軟性を保ち、しなやかな状態へと導くサポートを行う。実年齢よりも老けがちな血管年齢にアプローチし、内側からしなやかさを取り戻す助けとなる。お酢の酢酸と合わさることで、これらの成分は体内へ効率よく届き、相乗効果を生み出していく。