「ロキソニンを飲んだのに喉の痛みが引かない」と感じる場合、いくつかの明確な理由が存在します。ロキソニンはあくまで対症療法として痛みの伝達を抑える薬であり、原因菌やウイルスそのものを死滅させる薬ではないためです。
特に以下のようなケースでは、痛みの発生スピードが薬の鎮痛作用を上回り、効果を実感しにくくなります。
① 扁桃炎や溶連菌感染症など細菌性の強い炎症:扁桃腺に白い膿(陰窩膿栓)が付着するような重篤な扁桃炎では、抗生物質による除菌治療を行わない限り炎症が急速に悪化します。
② コロナ感染初期の激しい粘膜破壊:新型コロナウイルスによる喉の激痛は粘膜の炎症が広範囲におよぶため、通常の単回服用では痛みを完全に抑えきれないケースが報告されています。
③ 服用タイミングの遅れ:炎症がピークに達して神経が過敏になってからでは、薬が効き始めるまでに時間がかかります。