二人の出会いの原点は、宏高氏が政界入りする前に遡ります。慶應義塾大学を卒業した宏高氏は、当時の最難関金融機関の一つであった日本興業銀行(現・みずほ銀行)に入行。国際金融やプロジェクトファイナンスの最前線で多忙を極める銀行員生活を送っていました。
この興銀時代、またはその知人ネットワークを通じて出会った二人は、互いの価値観や誠実さに惹かれ合い交際へと発展しました。政治家の息子という色眼鏡で見られることも多かった宏高氏にとって、一人のビジネスマンとしての努力や葛藤を理解し、飾らずに向き合ってくれた彼女の存在はかけがえのない心の支えとなったと伝えられています。
その後、宏高氏が安定したメガバンクのキャリアを捨てて政界への挑戦を決意した際も、妻は動じることなくその決断を受け入れました。2003年の初出馬、落選の苦杯をなめた時期、そして2005年の初当選に至るまで、政治浪人時代の厳しい生活を二人三脚で乗り越えた経験が、現在の揺るぎない夫婦の絆を築き上げました。