コストコのベーカリー製品を取り扱う上で、最も誤解されやすいのが賞味期限の解釈です。「大容量だから保存料が多く入っていて日持ちするのではないか」というイメージを持たれがちですが、実際は逆です。
コストコの多くのパンは保存料を極力抑えて店内で毎日焼き上げられているため、消費・賞味期限は製造日を含めて2〜3日と非常に短く設定されています。常温のまま大袋に入れた状態で放置すると、湿気がこもってカビが発生したり、乾燥して風味が著しく劣化したりします。
鮮度を完全に閉じ込める「冷凍保存の黄金ルール」
購入した当日に以下のステップで処理を行うことが、最後まで焼きたての美味しさを保つ秘訣です。
ステップ1:食べやすい形状にカットする
ベーグルや大きめのクロワッサンは、冷凍する前に横半分にスライスしておきます。凍った状態からそのままトースターへ投入できるため、調理の手間が劇的に省けます。
ステップ2:ラップで1個ずつ隙間なく密着包装
空気に触れる面積を最小限にするため、食品用ラップでピッチリと包み込みます。この段階で空気が残っていると、冷凍庫内で霜がつき「冷凍焼け」の原因になります。
ステップ3:アルミホイルで二重包装し、ジッパー付き保存袋へ
ラップの上からさらにアルミホイルで包むことで、冷気の伝導率が高まり急速冷凍が可能になります。また、冷凍庫特有の食品臭がパンに移るのを遮断する効果もあります。最後に日付を記入した保存袋に入れて密閉します。
プロが実践する劇的リベイク(焼き直し)術
冷凍庫から取り出したパンは、自然解凍を待つ必要はありません。あらかじめ温めておいたオーブントースターに凍ったまま入れ、軽く霧吹きで水分を補ってから2〜3分加熱します。その後、スイッチが切れたトースターの庫内で1〜2分余熱で温めると、外側はカリッと香ばしく、中心部はふっくらと焼き上がります。