ハスラーのキー電池交換は、適切な道具と手順さえ知っていれば、工具を使い慣れていない方でも3分ほどで完了します。ディーラーに持ち込む時間が取れない場合でも、ハスラーの鍵の電池交換を自分でやる方法を押さえておけば余計な出費や時間を抑えられます。
用意するものは、交換用の新品電池「CR2032」1個、小型のマイナスドライバー(または精密ドライバー)、そしてキー本体を傷つけないためのマスキングテープや薄手の布です。
具体的な作業ステップは以下の通りです。
ステップ1:メカニカルキー(非常用内蔵キー)を抜き取る
リモコンキーの裏側にある小さな解除レバーを指先でスライドさせながら、上部の金属リング部分を引っ張ると、金属製の非常用キーがスムーズに引き抜けます。
ステップ2:リモコンキーのシェル(外殻)を開ける
ハスラーのリモコンキーの開け方のコツとして最大のポイントが、差し込み口の選定と保護です。キーを引き抜いた後のスリット部分を見ると、上下のカバーの合わせ目にマイナスドライバーの先端が噛み合う溝が設計されています。傷防止のためにドライバーの先端に布やテープを巻き、その溝にドライバーの刃を水平に差し込みます。テコの原理で無理にこじ開けるのではなく、ドライバーの柄をバイクのスロットルのように「キュッ」とひねることで、パチンと軽い音を立てて上下のケースが分割されます。
ステップ3:古い電池を取り出し、新しい電池をセットする
内部に基板とボタン電池が現れます。電池は小さなツメで固定されているため、爪先や精密ドライバーの先を電池の隙間に軽く差し込み、跳ね上げるようにして取り外します。この際、基板上の金属端子を変形させないよう慎重に作業を行ってください。新しいCR2032をセットする際は、プラス極(「+」や文字が刻印されている平らな面)とマイナス極の向きを必ず元の状態と同じ方向に合わせます。スズキの標準的なスマートキーでは、「+」面が下側(ケース底面側)に向く構造が主流です。
ステップ4:カバーをはめ戻して動作確認
上下のカバーの位置を正確に合わせ、周囲を指で均等に押し込んでいきます。「パチッ」と四方のツメが完全にはまったことを確認したら、メカニカルキーを元の位置にカチリと差し込みます。ボタンを押して小さなLEDが赤く鮮明に点灯すれば交換完了です。