福岡女学院高校バレー部を語る上で、外部から最も誤解されやすいのが「中学バレー部と高校バレー部の関係性」です。
一般的に中高一貫校の部活動では、高校から急激に練習が厳しくなったり、高校からのスポーツ推薦組がスタメンを独占して中学からの生え抜きがベンチに追いやられたりする「内部生・外部生の軋轢」が起きがちです。しかし、福岡女学院では中学部活の段階から高校のコーチングスタッフと密に連携し、6年間の長期スパンで選手を育成するロードマップが完全に共有されています。
中学時代に全国3位に輝いた木築選手や佐々木選手たちが高校でも中心となって活躍し続けているのは、中学時代に過度なバーンアウト(燃え尽き症候群)を起こさせず、高校でフィジカルと戦術眼がピークに達するよう逆算された育成が機能しているからです。「高校から入ると冷遇される」という噂も誤りであり、上毛中から進学した上野選手のように、外部生であっても実力と戦術理解度が高ければ1年次から主力として重用される完全実力主義が貫かれています。