動物愛護管理法の改正や繁殖業者に対する数値規制が強化された2026年代半ば以降も、インターネット上では「希少価値」を武器にした不透明な生体販売トラブルが散見されます。
「幻のレアカラー」として跳ね上がる価格相場
通常のミニチュアダックスフンドの生体価格相場は20万〜35万円前後ですが、悪質な転売業者やモラルの欠如したブリーダーの手にかかると、「超希少なピュアホワイト」「激レア・プラチナ個体」といった誇大広告が付けられ、50万〜80万円以上の高額プレミアム価格で出品される実態が存在します。
一般の消費者は「珍しくて美しい犬」として高額を支払って購入しますが、その実態は繁殖知識のないパピーミル(子犬工場)による無計画なダップル同士の交配によって生み出された、障害を抱えるリスクの極めて高い個体であるケースが少なくありません。
SNSや知恵袋に寄せられる悲痛な生の声
ネット上のコミュニティ(大手Q&Aサイトや愛犬家フォーラム)を調査すると、白系ダックスを巡る過酷な現実が浮き彫りになります。
「『白くて可愛いダックス』としてショップで購入したが、生後3ヶ月を過ぎても物音に全く反応せず、動物病院で全聾と診断された。ブリーダーに連絡したが『生き物だから保証外』と突っぱねられた」(30代女性・飼育者手記)
「目が青くて神秘的だと思って迎えた子が小眼球症だった。光すら感じられない状態で、成長とともに緑内障を併発し、眼球摘出手術で数十万円の医療費がかかった。遺伝の危険性を知らなかった自分の無知を悔やんでも悔やみきれない」(40代男性・コミュニティ投稿)
このように、見た目の珍しさに惹かれて購入した結果、多額の生涯医療費や介護の負担に直面し、精神的・経済的に追い詰められる飼い主の告白が後を絶ちません。