SNSや地域のコミュニティ掲示板、実際の利用団体への聞き取り調査を行うと、加古川市総合福祉会館に対する評価は「手頃な料金と立地の良さ」に対する高評価と、「設備面の経年劣化と駐車場問題」に対するシビアな指摘の2つに分かれています。
最大の懸念材料として挙げられるのが敷地内駐車場のキャパシティです。敷地内の駐車スペースは約40台にとどまり、平日午前中に社協主催の高齢者向け健康講座やボランティア講習、各種相談会が重複すると、開館からわずか30分で満車に達する光景が日常的に見られます。実際に現地を訪れた市民からは「ホールで催事がある日は絶対に停められない」「敷地手前の道路が狭いため、空き待ちの駐停車が難しく焦った」という証言が多数寄せられています。
また、建物自体の歴史を感じさせる設備面についても生々しい声が聞かれます。昭和期の建築基準で建てられた施設であるため、エレベーターやスロープなどのバリアフリー導線は確保されているものの、通路の幅や多目的トイレの配置には旧世代の設計が残ります。利用者からは「空調の温度調整が部屋ごとに細かく効きにくい」「音響やマイク機器の年式が古く、プレゼン時に変換コネクタが必要だった」といった現場ならではの留意点が指摘されています。