変顔を見せるのはサブキャラクターだけではありません。主人公のエレン・イェーガーやヒロインのミカサ・アッカーマンもまた、伝説的な表情を披露しています。
初期の進撃の巨人エレン変顔といえば、巨人に母親を奪われた際の憎悪に歪む顔や、スプーンを拾おうとして意図せず巨人化しかけたときの焦燥顔が有名です。しかし、終盤で見せた未練たらたらの泣き崩れ顔は、それまでの冷徹な「進撃の巨人」像を根底から覆し、物語の多面的な深みを読者に痛感させました。
そして忘れてはならないのが、進撃の巨人ミカサヤンデレ顔です。第37話において、エレンを奪還する道中でヒストリア(クリスタ)やユミルをかば取ろうとするベルトルトらに向けた「死神のような虚無の目」は、愛するエレン以外への情けを完全に切り捨てた戦士の冷酷さを象徴しています。普段の端正な美貌が完全に崩壊し、狂気へと転じる瞬間は、視聴者に強烈な鳥肌をもたらしました。