現代のエンターテインメント業界におけるタレントのキャリア形成を分析すると、四年制大学への進学は「知的イメージの獲得」や「セカンドキャリアへの保険」というメリットがある反面、「20代前半という最も感性と体力が研ぎ澄まされた時期の活動制限」というトレードオフを伴います。
神宮寺勇太さんの場合、空手道で培った自己鍛錬のメンタリティと、「現場こそが最高の学び舎である」という現場主義が徹底されています。大学進学という選択肢を潔く切り捨て、プロフェッショナリズムを極める道を選んだからこそ、 King & Prince時代からNumber_iへの移行という大きな環境変化においても、揺るぎないリーダーシップとセルフプロデュース力を発揮できました。
学歴という外的ステータスに依存せず、自身のスキルと表現力のみで勝負し続ける姿勢は、現代のタレントキャリア論における一つの完成されたロールモデルといえます。