Q1:肺がんを早期発見して復帰した芸能人は、どんな症状で気づいたのですか?
A1:中村獅童さんや青木さやかさんを含め、早期(ステージ1)で発見された著名人の多くは「自覚症状がまったくない状態」でした。咳や痰、呼吸困難などの症状が現れる段階では進行していることが多いため、定期的な人間ドックや自発的な低線量胸部CT検査で偶然発見されたケースが圧倒的多数を占めています。
Q2:肺がんの「寛解(かんかい)」と「完治」にはどのような違いがありますか?
A2:医学的には、画像診断や血液検査でがんの病巣が消失し、症状が治まっている状態を「寛解」と呼びます。肺がんの場合、治療後5年間再発が認められない場合に一般的に「治癒(完治)」とみなされるケースが多いですが、微小な再発リスクに備えて5年以降も定期検診を継続することが基本となります。
Q3:ステージ4の肺がんを公表した有名人は、どのような治療を行っているのですか?
A3:他臓器への転移があるステージ4では、手術単独での根治が難しいため、遺伝子検査(EGFR、ALK、ROS1、BRAF等)を行い、合致する「分子標的薬」や「免疫チェックポイント阻害薬」、従来の抗がん剤を組み合わせた全身療法が主体となります。副作用をコントロールしながら日常生活を維持し、仕事を継続する著名人も増えています。