BPOの導入を単なる現場の省力化に終わらせず、全社的な成長へと昇華させている企業には共通点がある。それは、最高情報責任者 (CIO) や経営層がプロジェクトの前面に立ち、ITインフラと業務改革を一体として推進している点だ。
ある大手製造業者では、散在していた社内システムの運用とバックオフィス全般をBPOへと移管。CIOの主導のもと、データ連携の基盤を再構築したことで、間接部門のコストを約35%削ることに成功した。さらに浮いた人件費と人材を新規事業の開発へと再配置し、V字回復を果たす原動力とした。