高宮まりを語る上で欠かせないのが、「淑女なベルセルク(狂戦士)」という鮮烈なキャッチフレーズです。淑やかな見た目とは裏腹に、相手のリーチに対して無筋を平然と押し切り、倍満や三倍満へと仕上げる苛烈なスタイルは、見る者を惹きつけてやみません。
現場の記者席やコミュニティ(Xや麻雀ファンフォーラム)で交わされるリアルな声を分析すると、彼女に対する評価の変遷がはっきりと見えてきます。
かつては「手牌の組み立てが荒い」「押し引きの基準が直感的すぎる」といった否定的な意見が一部の戦術派雀士から寄せられることもありました。しかし、近年のMリーグ対局を丹念に追うと、その攻撃力は精緻な守備力に裏打ちされていることが分かります。危険牌の先切りや相手の仕掛けに対する鋭い嗅覚が研ぎ澄まされ、無駄な放銃が劇的に減少しました。
公式戦控室で見せる姿も印象的です。敗戦後には感情を表に出さず、牌譜を黙々と見直しながら検証を重ねる姿勢は、チームメイトからも深く敬意を払われています。ファンからも「昔はヒヤヒヤしながら見ていたが、今はピンチをチャンスに変える勝負強さに確固たる信頼を置いている」という声が多数を占めるようになりました。