ドライバーの間でまことしやかに語られる「渋滞対策の噂」には、実は多くの落とし穴が潜んでいます。代表的なのが「海ほたるPAで時間を潰していれば、そのうち渋滞が解消してスムーズに帰れる」という誤解です。
現実は正反対です。夕方のピーク時に一度海ほたるPAへ入庫してしまうと、施設内から本線に戻る合流レーンそのものが猛烈なボトルネックとなっており、駐車場から本線へ復帰するだけで30分から40分以上立ち往生することがあります。しかも、海ほたるPA混雑状況自体が終日「満車」または「激しい混雑」を示しており、駐車枠を探すことすら困難です。時間調整のつもりで立ち寄ったPA内で、かえって疲労とストレスを溜め込む結果になりかねません。
さらに警戒すべきは突発的な天候急変と通行止めです。東京湾の洋上に架かるアクアブリッジは、強風の影響を極めて受けやすい構造です。風速20m/sを超えると通行止め、風速13m/s以上で速度規制(40〜60km/h規制)が敷かれます。
出発前にアクアラインリアルタイム混雑状況だけでなく、必ず日本道路交通情報センター(JARTIC)の速報やアクアライン通行止め最新ニュースを確認する癖をつけてください。トンネル内事故や強風による突然の通行止めが宣告された瞬間、逃げ場を失った車列は数時間にわたる完全停止状態へと追い込まれます。