空芯菜を育てる上で、知っておくべき最大の分岐点であり「無限収穫」のトリガーとなる作業が「摘心(ピンチ)」です。放置して一本立ちのまま育ててしまうと、茎ばかりが太くなって上部へ伸び、早期に硬化してわずかな量しか収穫できません。
正しい空芯菜 摘心 やり方の手順は至って明快です。植え付けから数週間が経過し、草丈が20〜25cm程度まで生長したタイミングで、主枝(親づる)の先端をハサミでバッサリと切り落とします。このとき、株元から数えて本葉を3〜4枚(節を2〜3節)必ず残すのが最大の秘訣です。頂部を切除された植物ホルモン(オーキシン)の抑制が解除されることで、残された各節の葉の付け根から元気な「子づる(脇芽)」が一斉に吹き出してきます。
その後の空芯菜 収穫時期 タイミングは、伸びてきた子づるが20cm程度に達した頃合いです。収穫する際も根元から引き抜くのではなく、節を1〜2節残して柔らかい先端部15〜20cmをハサミで切り取ります。すると、今度はその節から「孫づる」が2本生えてくるという幾何級数的な分岐が起こり、1株から数十本もの新鮮な茎葉が文字通り“無限”に採れ続けるサイクルが完成します。