ピンチハンガーや物干しラックを使う際、衣類の並べ方一つで乾燥時間は30%以上変化する。最も効果的とされるのが、両端に丈の長い服を吊るし、中央に向かって短い服を配置する「アーチ干し」だ。この配置により、ラックの下部にV字型の広大な空間が生まれ、自然な上昇気流が発生しやすくなる。
さらに重要なのは、衣類同士の間隔だ。最低でもこぶし一つ分(約10cm)のスキマを確保しなければ、風が通り抜けず湿気が内部に閉じ慢的に溜まってしまう。厚手のデニムやパーカーなどの重衣料は外側に、乾きやすい薄手のインナーは内側に配置するレイアウトを徹底することが、全体の乾燥時間を均一化するコツだ。