日本証券業協会が公表しているデータによると、証券外務員二種の合格率は例年およそ65%〜70%前後で推移しています。国家資格や他の金融系ライセンスと比較しても合格率は極めて高く、数値だけを見れば「誰でも受かる難易度の低い試験」に見えるかもしれません。
受験者の大半が銀行・証券・保険会社の内定者や現役社員であり、会社からの強いプレッシャーを受けて入念に対策している母集団の質を考慮しなければなりません。「合格率が高いから前日の一夜漬けで十分」と高をくくった文系初学者や就活生が、足元をすくわれて涙をのむ事例が毎年多発しています。
初学者が一発で確実に合格圏へ到達するために必要な証券外務員の勉強時間は、30〜50時間程度が標準的な目安です。1日1.5〜2時間の学習を確保できれば、およそ2〜3週間で合格基準に到達できます。金融知識ゼロの状態から挑む場合は、専門用語の壁にぶつかって初期の理解に時間を要するため、最低でも40時間は見積もっておくのが現実的な防衛策です。