実は、曲の冒頭を伴奏なしのアカペラで歌い始めるというアイデアは、共演者のケビン・コスナーが提案したものだった。当初、レコード会社側は「ラジオで流すときに地味すぎる」と猛反対したという。しかし、ケビンはホイットニーの歌声の力を信じ抜き、その主張を通した。結果として、この冒頭の静寂こそが曲の最大の魅力となった。
2026年現在、空間オーディオやハイレゾ音源の普及により、このアカペラ部分の臨場感はさらに増している。まるで耳元でホイットニーが息遣いを感じさせる距離で歌っているかのような錯覚を覚える。最新のテクノロジーが、30年前の歌声に新たな命を吹き込んでいるのだ。