公立校を苦しめると見られていた「部活動のガイドラインによる練習時間規制」も、思わぬ怪我の功名を生んでいる。平日2時間、休日3〜4時間という限られた練習枠の中で勝ち抜くため、多くの公立校が導入したのが「超・高密度トレーニング」だ。
ダラダラとした千本ノックや無意味な長時間の立ち尽くしは一掃された。1分単位で管理されたメニュー、短時間で限界まで負荷をかけるウエイトトレーニング、そして十分な睡眠と栄養摂取の徹底。結果として、私立校の選手よりも怪我や疲労の蓄積が少なく、大会後半になってもパフォーマンスが落ちないタフなチームが作られている。