チレコドン万物想の育て方完全攻略!枯れる原因・夏越しと価格相場を解説

チレコドン万物想の育て方完全攻略!枯れる原因・夏越しと価格相場を解説

チレコドン万物想の育て方完全攻略!枯れる原因・夏越しと価格相場を解説に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。

栽培者にとって最大の試練となるのが、日本の過酷な夏です。5月中旬を過ぎて最高気温が25℃を超える日が増えると、万物想は葉を落とし始め、夏休眠の準備に入ります。

葉がすべて落ちて休眠に入ったら、完全遮光に近い半日陰や風通しの極めて良い明るい日陰へ移動させます。直射日光を浴びると、葉を持たない幹の温度が急上昇し、内部組織が煮えて枯死する「日焼け・幹焼け」を引き起こすためです。屋外であれば50〜70%程度の遮光ネット下、屋内であればエアコンの風が直接当たらない涼しい部屋でサーキュレーターを24時間稼働させるのがベストな選択肢となります。

休眠中の水やりは原則として完全断水です。根が水分を吸い上げない状態のため、土を湿らせるメリットはありません。ただし、極小の株や実生1〜2年目の若い苗は、完全断水によって細根が完全に枯死してしまい、秋の目覚めが遅れることがあります。その場合は、気温の下がる夜間に月1〜2回、表土が翌朝までに乾く程度の極微量の水(または霧吹き)を与える「シリンジ管理」を取り入れると安全です。

9月下旬から10月に入り、朝晩の気温が下がって塊根の先端から小さな新芽が展開してきたら休眠明けの合図です。まずは少量の水やりから開始し、徐々に日照時間を増やして通常の成長期管理へと移行していきます。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。