小沢一郎氏が政界の階段を駆け上がり、若くして自民党幹事長や党内実力者へと登り詰めることができた背景には、和子夫人の実家が持つ強大な力がありました。和子夫人は、新潟県に本社を置く大手ゼネコン「福田組」の創業家一族の令嬢です。
福田家は政財界に太いパイプを持ち、自民党の重鎮であった福田派(清和会)とも極めて親密な関係にありました。小沢氏と和子夫人の婚姻は、政治的・資金的ネットワークを劇的に強化する後ろ盾となったのです。
選挙戦のたびに地元・岩手に入り、頭を下げて後援会組織を束ね上げたのは和子夫人の献身的な働きでした。小沢氏が数々の政局を仕掛け、剛腕を振るうことができた資金力と人脈の土台には、夫人の存在と実家の絶大なサポートがあったことは政界の一致した見解です。