ネット上の華やかな宣伝文句を鵜呑みにして現地を訪れると、思わぬトラブルに直面することがある。取材班が現場で確認した、事前に知っておくべき決定的な盲点は以下の3点だ。
第一に、「赤ちゃんおむつ可プール」の表記に関する誤解だ。多くの施設では「水遊び用おむつ(スイミングパンツ)着用で利用可能」と謳っているが、実際には「水遊び用おむつの上に必ず通常水着を重ね履きすること」が義務付けられているケースが約8割を占める。さらに、衛生管理上の理由から「メインプールは不可、専用の浅瀬幼児プールのみ入水可能」というエリア制限を設けているホテルも少なくない。事前の利用規約確認を怠ると、現場で入水を断られる事態になりかねない。
第二に、宿泊者無料プール詳細まとめに隠された追加コストの存在だ。宿泊者そのものは入場無料であっても、以下の付帯費用が積み重なる設計になっている施設が存在する。
・大型スライダーのフリーパス料金(1人あたり1,500〜2,500円)
・浮き輪やアームヘルパーのレンタル代(1点500〜1,000円)
・チェックイン前・チェックアウト後の延長利用料(大人1人1,000〜2,000円加算)
家族4人で利用した場合、見かけ上は「無料」でも現地で追加1万円前後の出費が発生するケースは日常茶飯事だ。
第三に、遊具の持ち込み規制と監視体制だ。事故防止の観点から「直径100cmを超える大型浮き輪」や「イルカ・ボート型の乗り物遊具」の持ち込みを禁止している施設が増加している。また、プールサイドでのスマートフォン撮影を全面的に禁止している施設も多く、「SNS映えの写真を撮るつもりだったのに撮影不可だった」という落胆の声も散見される。