常温で数日間放置してしまった場合、どこまでが食べられる状態で、どこからが危険なのかを見極める知識が欠かせません。
最も注意すべきはフランスパンのカビの見分け方です。フランスパンの表面には成形時に使われる白い「打ち粉(小麦粉)」が付着していることが多く、これが発生初期の白カビと混同されがちです。見分け方のポイントは以下の通りです。
・打ち粉:指で触るとサラサラとしており、軽く払うと粉状に落ちる。無臭。
・白カビ・青カビ:斑点状に局所発生し、綿毛のようにフワフワと立体的に盛り上がっている。払ってもパン生地に密着して取れない。
カビ以外にも、酸っぱいような異臭がする、手で割いたときにネバつきや糸引きが見られる場合は、細菌が繁殖している明確なサインです。パンの内部にまでカビの菌糸が伸びている可能性が高いため、カビの生えた部分だけを削り取って食べる行為は避け、速やかに廃棄してください。