ニュース報道で名前が周知された直後、5ちゃんねるの捜査スレッドやSNS上の「特定班」が真っ先に向かったのが、本田真帆のインスタ(Instagram)および本田真帆のFacebookアカウントの捜索でした。
実名登録が基本とされるFacebookや、日常のプライベート写真が多く投稿されるInstagramは、個人の素顔や交友関係を探る格好の標的となります。実際、事件報道から数時間以内に「本田真帆」名義のアカウントが複数リストアップされ、タイムライン上の投稿やプロフィール欄の記述が検証されました。
しかし、当編集部がサイバー情報リサーチの専門家とともに調査を行った結果、特定されたと主張されている主要アカウントはすべて別人のものであることが判明しています。「本田」も「真帆」も日本国内では決して珍しい名前ではなく、同姓同名の同世代女性は全国に数百人規模で実在します。
一部の無実なユーザーに対しては、「事件の関係者ではないか」といった心ないダイレクトメッセージ(DM)が殺到し、アカウントを非公開(鍵垢)に設定したり、アカウント自体を完全削除せざるを得なくなったりする深刻な実害も発生しました。これは「無関係な第三者への人権侵害」に直結する行為であり、法的な損害賠償請求の対象にもなり得る深刻な問題です。