「りんごの皮むきは丸ごとくるくると剥くもの」と思い込んでいませんか。プロの調理現場や料理研究家の検証データによれば、丸ごと剥く方法は手の小さい方や料理初心者にとって刃先がブレやすく、果肉を厚く削り落としてしまう最大の原因とされています。
失敗なく最速で仕上げる基本は、「まず4等分または8等分のくし形に切り、芯を取り除いてから皮を剥く」という手順です。
具体的なステップは次の通りです。
1. 縦半分、さらに半分に切る:りんごを縦に置き、上部の軸からお尻に向けて包丁を真っ直ぐ下ろして4等分(または8等分)にします。
2. 芯を斜めV字に切り落とす:まな板にりんごを寝かせ、芯の両端から斜め中央に向けて包丁をV字に入れると、可食部を無駄にせず芯だけを綺麗に除去できます。
3. 親指をガイドにして皮を滑らせる:くし形りんごの端を持ち、包丁の刃元を皮と果肉の間に当てます。刃を小刻みに動かしながら、刃を支える親指をりんごのカーブに沿ってスライドさせていくと、均一な薄さで皮を剥くことができます。
芯を取る工程では、小さめのスプーン(計量スプーンの小さじなど)を芯に押し当ててくり抜く方法も有効です。刃物を使う時間が減るため、安全性が大幅に向上します。